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S&Pがインドネシアの大手9社の格付けを変更【インドネシア:格付け評価】

世界的な格付評価会社S&P(スタンダード&プアーズ)では
インドネシア大手9社の格付けを変更したと発表しています。

2019年5月、S&Pインドネシア国のソブリン・信用格付けを
「BBBマイナス」から「BBB」に引き上げました。
インドネシア国内の強い経済成長見通しと、
ジョコ・ウィドド大統領の経済を支える政策を理由に
挙げています。

9社のインドネシア企業およびその債券の長期債務格付けに
ついても変更しています。
まず下記6社についての評価を引き上げました。

・国営発電企業:PLN(未上場)
・国営エネルギー・石油・天然ガス企業:プルタミナ(未上場)、

国営港湾事業者2社
・ペラブハン・インドネシア2(ペリンド2)(Pelindo II)
・ペラブハン・インドネシア3(ペリンド3)(Pelindo III)、

民間企業2社
・発電企業:チカラン・リストリインド(POWR)
・自動車大手:アストラ・インターナショナル(ASII)

また、インドネシア国営ガス会社
ペルサハーン・ガス・ネガラ(PGAS)および、
PGNの子会社(未上場)の格付け見通しを
マイナスから安定に変更しました。

国営有料道路事業者であるジャサ・マルガ(JSMR)の
格付けは、BB+/安定を維持しています。

世界的な格付機関S&Pがインドネシア国営企業2社に
対する格付けを上げたことでさらなる投資や拡大が
見込めると期待が高まっています。

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