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医療機関のフィリピン証券取引所上場が承認される【フィリピン:病院サービス】

フィリピン証券取引委員会は、フィリピン国内で展開する
病院事業者、アライド・ケア・エキスパート・マロロス・
ドクターズによって計画された最大10億ペソ規模の
新規株式公開を承認しました。

ACE Malolos Doctors Inc(ACEマロロス・ドクターズ社)は
2019年5月のフィリピン証券取引所(PSE)証券取引委員会の
会合において、ACE Malolosによる最終目論見書の提出に
より証券取引所上場を承認されました。

およそ10億ペソ(9億9700万ペソ)の調達資金で
50%を新規プロジェクト建設に使用し、30%を
医療機器の購入に割り当て、残りがローンの借り換え・
支払いとしています。

ACE Malolos Doctors Incは予防、発見、治療
および治療におけるより包括的な、多分野にわたる
医療サービス提供病院です。
ブラカン州マロロス市に6,500平米の広さを誇る
大型病院を開発・経営しています。

競合となる企業には、実業家Manuel V. Pangilinan氏が
率いるメトロ・パシフィック・グループがあります。

Metro Pacificはジェネラル・サントス市にある248床を
持つSt. Elizabeth Hospitalの過半数株式を取得し、
フィリピンで全国規模の病院チェーンの中に14番目の
病院を追加しました。

同グループ内インフラ持株会社
メトロ・パシフィック・インベストメンツ
Metro Pacific Investments(MPI)の病院部門である
Metro Pacific Hospital Holdingsが、
St. Elizabeth Hospital Inc.の54%を創業者
Veneracionファミリーから購入しました。

メトロ・パシフィック・インベストメンツ(MPI)は
投資持株会社であり、子会社を通じて、水、衛生、
下水道サービスを提供するほか、不動産、
インフラ・プロジェクト、有料道路、配電、病院経営、
鉄道なども手掛けています。
2018年業績は売上830億ペソ、純利益141億ペソでした。

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