チョンブリー県の高齢者向け施設Difference Residenceについて【タイ:不動産開発】
ヨーロッパの人々は、高齢者介護費の高騰や寒さの
ストレスから逃れるためにタイを選択する傾向が
強まっています。
また、介護分野に精通している不動産開発業者も
います。
チョンブリー県にあるDifference Residenceは西洋の
老人ホームとは異なり、多くの木や池など自然がある
美しい園内環境を提供しています。
Difference Living Co社のマネージングディレクター
Helmut Buchberger氏は、65~80歳の欧州高齢者へ
退職者向けサービスを提供する施設として
Difference Residenceを開発したと述べています。
同施設は678戸からなり、チョンブリー県のバンサレー
地区で88ライ(1ライ=1600平米)の敷地に建設されました。
2019年時点で79歳になるBuchberger氏は、東南アジアを
旅しているうちに、タイではドイツの5分の1の費用で
高齢者が楽に退職後を過ごせることを学んだとしています。
そして、ヨーロッパの人々が新しい生活環境を見つけることが
可能になる施設を開発しました。
タイでは2021年までに60歳以上人口が1310万人になり、
総人口6700万人のうち20%に達すると予想されています。
タイ国家経済社会開発評議会によると、60歳以上の人口数は
2017年1180万人(総人口の17.1%)から増加し続けています。
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