タイのモスバーガーは電子部品大手KCEエレクトロニクスと提携【タイ:外食サービス】
タイ国内でモスバーガーを展開するモスフードサービス・
タイランド(Thailand)は、2019年以降の5年間で店舗数を
2018年末時点の8店舗から45店舗まで拡大させる計画を
発表しました。
モスフードサービス・タイランドは2007年設立、
1号店をバンコク都内セントラル・ワールドプラザに
オープンしましたが、店舗数はあまり伸びず
低迷していました。
2019年3月、タイ証券取引所上場の電子部品製造大手
KCEエレクトロニクス(KCE)の社長兼CEOである
Pitharn Ongkositピターン・オンコーシット氏が、
モスフードサービス・タイランの74%株式を取得すると
発表しました。
取引価格については非公開としています。
モス・フード・ジャパンは25.7%を保有し続けます。
Pitharn氏はアパレルや化粧品などの小売など複数の
事業を手掛け、韓国スキンケアメーカーThe Face Shopの
タイ法人なども展開しています。
KCEエレクトロニクス(KCE)は東南アジアの
大手PCBメーカーです。
輸出比率は90%で、主な輸出先はヨーロッパがメインと
なっています。
電子部品メーカーとして一層・多層・両面プリント基板(PCB)を
タイ国内で製造、輸出しています。
多層PCBは主にハイテク設備および高精度機器で使用され、
両面PCBは主に通信・コンピューター機器で使用されています。
2018年業績は売上143億4800万バーツ、
純利益20億1400万バーツでした。
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