インドネシア菓子製造大手マヨラ・インダはフィリピンへ大規模投資を発表【インドネシア・フィリピン:食品】
インドネシアの菓子製造大手マヨラ・インダ(MYOR)は
2019年から5年以内に8,000万USドルを投資して
フィリピンにインスタントコーヒー工場を建設すると
発表しています。
マヨラ・インダ社はインドネシア有数の食品・飲料・消費財
大手企業です。
ビスケット(Roma Better、Roma Slai Olai、Roma Chess Kress
など)、キャンディー(Kopiko、Kis、Plonkなど)やウエハース
(Astor、Beng-Beng、Beng-Beng Max)、
チョコレート(Choki-Choki&Danisa)等の菓子製造販売や、
子会社を通じて様々な食品、インスタントコーヒー(Kopiko)、
粉末コーヒー、カカオなどを扱っています。
同社はPT. Unita Branindo社が32.9%を保有する大株主と
なっています。
2018年業績は売上24兆608億ルピア、
純利益1兆7163億ルピアでした。
フィリピン国内ではインドネシア産インスタント
コーヒーに対してセーフガードを掛けているため、
同社はフィリピンでの工場建設を行い国内生産に
切り替えるとしています。
同社のKopikoインスタントコーヒーミックスを
生産するための工場となります。
フィリピン国内ではインスタントコーヒー市場が
2023年までに15億USドル近くまで成長すると
予測されています。
同市場はNestle PhillpineとUniversal Robina社(URC)が
大きなシェアを握っています。
この記事へのコメントはありません。