ベトナムのライドシェアサービスFastGo社はシンガポールへ進出【ベトナム・シンガポール:IT】
ベトナム資本のライドシェアサービスを展開するFastGo社は、
2019年4月にシンガポールでサービス展開をはじめると
発表しています。
同社はこれからドライバーパートナーの登録を積極的に進め、
4月30日以降には顧客が乗車予約・ライドシェアサービスの
利用が出来るようになると発表しています。
FastGoはアメリカ資本Uberが東南アジア市場から撤退した後、
2018年6月にベトナムでライドシェアサービスを開始しました。
2019年3月時点でベトナム国内10州に6万人の
ドライバーパートナーがいます。
2018年12月にはミャンマーのヤンゴンでサービスを
開始しました。
2019年内にはインドネシア、タイ、フィリピンにも拡大する
予定です。
FastGoの主なサービスにはFastCar、FastTaxi、FastBikeが
あります。
さらに今後FastExpress、FastCare、およびFastLendのサービスを
開始する準備をしています。
同社はドライバーパートナーから手数料を徴収せず、
固定された加入料だけを請求します。
シンガポールでは運転手の収入が1日30USドルを超える場合、
5USドル未満の料金とし、1日の収入が30USドル未満の場合、
サービス料を請求しないビジネスモデルです。
一方、既に大きな市場シェアを握っているGrabは、
2019年2月にシンガポールを拠点とするHOOQ社
(NetFlixのようなオンデマンドによるビデオ配信事業)と
提携し、ハリウッド映画、スポーツ番組、人気のローカル番組、
HOOQの無料チャンネルなどのコンテンツ配信を行うと
発表しています。
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