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マンゴスチンなど果物の収穫量が平均以上になるとの予測【タイ:農産物】

2019年はタイ産のマンゴスチンや他の果物の収穫量が
平均以上になると予測されています。
果物・野菜農家からは収穫量増加による農産物価格低下の
懸念が出ています。

タイ農業経済局は、フルーツ生産県として知られる東部3県
チャンタブリー、ラヨーン、トラットで生産されるドリアン、
マンゴスチン、ランブータン、リュウガンなどの生産量が
前年比30%増加の863,258トンまで伸びると予測しています。

また、北部の県におけるリュウガン生産量は
前年比4%増の70万3,355トンになると予測されています。
当局は2018年にパイナップル市場で起こったような
供給過剰と価格下落について懸念しており、
農産物価格安定を実現するため商流での支援が必要であると
しています。

タイ商務省はドリアン、マンゴスチン、ランブータン、
リュウガンなどの生産者の収入が減少する可能性があると
指摘し、輸出業者、小売業者、卸売業者が上記4種類の
果物の消費を吸収して、スムーズに消費者に流れるような
支援を期待しています。

パイナップルの価格は2017年の1キロ12バーツから
2018年には1キロ3バーツまで急落したため、
生産農家に大きな被害を与えました。
2019年はほかの作物に切り替えることで、
パイナップル生産量は前年から95,000トン減少し、
220万トンになると予想されています。

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