シンガポール・プレス・ホールディングスは海外展開を加速【シンガポール:出版】
シンガポール・プレス・ホールディングス(SPH)は、
シンガポール国内出版市場が縮小する中で海外資産の
収益拡大を目指します。
2018年業績は売上9億8300万Sドル、
純利益2億8100万Sドルでした。
2019年第1四半期業績は売上2億5400万Sドル
純利益5700万Sドルでした。
CIMBリサーチの分析によると、シンガポール・プレス・
ホールディングス(SPH)の海外資産は2019年度第1四半期の
純利益で前年比6.3%減の5700万Sドルとなりました。
同社の印刷・広告収入は第1四半期に前年同期比17.1%減と
なりました。
メディア・広告事業の逆風は、デジタルビジネスの増収を
相殺しました。
7700万Sドルのうち、印刷が5億300万Sドル、デジタルは
2億1900万Sドルでした。
同社の不動産セグメントの売上は11.1%増の680万ドルと
なりました。
これは2018年9月に取得した英国の学生専用宿泊施設
(PBSA)から、320万ドルの貢献があり、営業利益は5.2%増
となりました。
2018年12月、同社はシドニーのショッピングセンター、
Figtree Groveを1億6836万Sドルで買収し、
今後も不動産事業拡大を進めていきます。
海外資産管理ポートフォリオの拡大とより良い資産を
取得していくとしています。
この記事へのコメントはありません。