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インドネシアは2030年までに世界トップ5の繊維製品製造国を目指す 【インドネシア:製造業】

インドネシアは2030年までに世界でトップ5のテキスタイル
(繊維製品)製造国になることを目指しています。
インドネシア貿易省は縫製・繊維製品部門を含む産業発展を
優先させる「Making Indonesia 4.0」ロードマップを
進めています。

繊維産業、皮革産業、履物産業などが含まれており、
ロードマップ実施は効率性と製品品質を向上させ、
繊維産業の世界的競争力を強化するとしています。

繊維産業は輸出志向で労働集約的な産業であるため、
これまでインドネシアの経済成長に大きく
貢献してきました。
業界の課題は技術開発に伴い人的資源の能力を
向上させ続けながら、より効率的になることであると
しています。

インドネシア工業省によれば、繊維製品の輸出は近年増加を
続けています。
2017年の輸出総額は125億8000万USドルと、2016年比で
6%増となりました。
繊維製品業界で295万人の新規雇用が創出されるとともに、
2018年は135億ドル、2019年は輸出額がさらに増加して
150億USドルに達すると予測されています。
インドネシアの総輸出における繊維産業のシェアは1.6%に
増加すると予想されています。

(インドネシアの主な繊維産業系上場企業)
インドラマ・シンセティクス(INDR):ポリエステル・繊維
2017年業績:売上10兆4100億ルピア、純利益272億ルピア

アパック・シトラ・センタレックス(MYTX):衣料・繊維
2017年業績:売上1兆6404億ルピア、純利益-1347億ルピア

アルゴ・パンテス(AGRO):繊維
2017年業績:売上4458億ルピア、純利益-1990億ルピア

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