フィリピンのEコマース市場では2018年第3四半期Lazadaが1位【フィリピン:ITサービス】
フィリピンのEコマース市場(2018年の第3四半期データ)によると、
1位はアリババグループ傘下のLazadaで月間訪問者数は2565万人と
なっています。
TwitterやFacebook経由でも多く流入しています。
2位はシンガポール系Shopeeで月間訪問者数は1178万人と
なっています。
3位はファッションECの大手Zaloraですが、3位以降のサイトでは
月間訪問者数は多くありません。
Zaloraは東南アジアで展開するファッションECです。
フィリピンでは120.000以上の製品を販売しています。
シャツからドレス、スニーカー、スポーツウェア、時計など
ファッションのあらゆる面をカバーしています。
同グループはシンガポール発のファッション専門ECで、シンガポール、
マレーシア、タイ、フィリピンなどで展開しています。
2012年に創業した同社は次々と東南アジアの各国へ展開し、
インドネシア、ベトナム、香港、台湾、オーストラリア、
ニュージーランド、ブルネイ等へも進出しました。
しかし2016年にZaloraタイとZaloraベトナム事業は、
タイ流通大手セントラル・グループに売却されています。
2017年2月、フィリピンのアヤラ・コーポレーションは
Zaloraフィリピンの株式49%取得を発表しています。
購入先はフィリピン資本のGlobal Fashion Groupです。
アヤラ子会社であるAC Ventures Holding Corpを通じて、
Zaloraフィリピンが保有する1,000以上の取扱いブランドを
ECチャネルと小売と統合させていく考えです。
2017年3月にはマレーシア首都圏クランバレーに
総床面積4万平米以上の配送拠点倉庫を開設しています。
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