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ミャンマー政府は日本人と韓国人の観光ビザを1年限定で免除 【ミャンマー:観光ビザ】

ミャンマー政府は2018年10月から1年間にわたり、
日本人と韓国人を対象に観光ビザを免除すると
発表しています。

ミャンマー国軍によるイスラム系少数民族、
ロヒンギャ迫害を懸念して欧米からの観光客が
急減してことを受けて、代わりに東アジア地域からの
観光客を増やす狙いであるとしています。

一方、中国人観光旅行者についてはミャンマー到着後に
空港で発行する到着ビザ制度を導入します。

軍事政権から民政に移管した2011年のミャンマーへの
旅行者はおよそ39万人でした。
その後順調に観光旅行者は増加し、国際便玄関口である
ヤンゴン国際空港も整備され、2017年には136万人に
達しました。

ミャンマーには仏教遺跡など豊富な観光資源があり、
同国政府は観光産業を主要な外貨獲得源として強化することを
目指しています。

ミャンマーのホテル・観光省によると2018年1~6月の同国来訪者は
68万人で前年同期比2%増にとどまりました。
ヨーロッパからは-26%減の約93000人、北米からは15%減の
約40000人となりました。
アジアからは中国人36%増約13万人、日本人約48000人、
韓国人約32000人でした。

日本人・韓国人の観光ビザ免除は1年間の試行措置です。
これまでは渡航前にミャンマー政府へビザ発給を申請するため、
大使館への訪問またはインターネット申請が必要でした。

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