アクシアタのカンボジア法人が三井物産へ10%株式を売却【マレーシア・カンボジア:通信】
マレーシアの通信大手、アクシアタ(6888:AXATA)が、
カンボジア法人スマート・アクシアタの株式10%を
日本の三井物産へ売却したと発表しています。
この結果、三井物産のスマート・アクシアタへの出資比率は
20%に上昇しました。
三井物産は2017年6月にSmart Axiata株式10%を6600万USドルで
購入していて、さらに10%株式を1年以内に追加購入する権利を
取得していました。
今回の追加出資でカンボジアSmart Axiataの出資比率は82.5%から
72.5%へ低下しました。
残り7.5%はSouthern Coast Venturesが保有しています。
スマート・アクシアタに対する追加出資は、カンボジア国内通信
市場でのジタル・情報基盤社会に新しいノウハウを提供していく
ために有効となると発表しています。
また、カンボジア法人内の経営陣、戦略、業務に大きな変更は
ないと付け加えています。
アクシアタ(6888:AXATA)は1992年にマレーシアテレコムが
国際部門をTMインターナショナル社として分離し、2009年に
現社名に変更した東南アジアの大手通信会社です。
マレーシア、東南アジア各国を中心に11カ国にて携帯電話会社を
運営しています。
ブランド名も各国によって異なっていて、グループ総加入数は
2億人以上です。
バングラデシュの通信ブランド:Robi
カンボジアの通信ブランド:Smart
インドの通信ブランド:Idea Cellular
インドネシアの通信ブランド:XL
マレーシアの通信ブランド:Celcom、Tune Talk
パキスタンの通信ブランド:Multinet
シンガポールの通信ブランド:M1
スリランカの通信ブランド:Dialog
タイの通信ブランド:i-mobile
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