タイの圧縮天然ガス(CNG)サービスプロバイダー、サコン・エナジーがバイオマス発電所に7億7889万バーツを投じる計画を発表【タイ:エネルギー】
タイ証券取引所上場の圧縮天然ガス(CNG)サービスプロバイダー
であるサコン・エナジー(SKE)は、タイ北部プレー県での
バイオマス発電所に7億7889万バーツを投じる計画を発表しました。
9.9MWを生産予定で、そのうち8.0MWはタイ地方電力公社(PEA)に
売却する契約を結んでいます。
タイ政府の掲げる再生可能エネルギー推進プロジェクトにおいて
小規模発電事業者から電力購入を進めていく政策は、2014年に
Mae Krating Power社とPEAとの売買契約を締結した時点から
始まりました。
サコン・エナジー(SKE)社ではプロジェクトの資本収益率は
当初12.5%でしたが16.9%に増えるとしています。
さらに同社はバイオマス発電プラントプロジェクトに追加投資を
行い、資本金を5億1300万バーツに増やす方向です。
同社の2017年業績は売上3億3300万バーツ、
純利益7300万バーツでした。
サコン・エナジーSakol Energy(SKE)社は天然ガス供給企業として
1日当たり750トン(年間273,750トン)の処理能力を有しています。
また、同社はタイ国内のNGV関連ネットワークを保有する大手企業の
一つで、PTT社の輸送ネットワークの一つを担っています。
PTTグループとの長期契約で、20年間に二つの天然ガス
管理ステーションを持っています。
パトムタニ県とサラブリ県ではタイ東北部のエネルギーニーズに
応えるサービスを拡大していく計画です。
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