マレーシアの中・長距離航空、エアアジアXはタイ子会社の新規上場を検討【マレーシア・タイ:航空】
マレーシアの中・長距離航空会社であるエアアジアX(AAX:5238)は、
タイ国内で展開する傘下企業、タイ・エアアジアXの新規上場を
目指し、再編を進めるとしています。
エアアジアX(AAX:5238)では事業拡大のためエアバスSEA330neoを
100機、合計300億USドルを掛けて発注するとしています。
一方、不採算路線、パートナーシップ契約の終了で第2四半期、
第3四半期は痛みを伴う業績となることを共同創業者、
Tony Fernandes氏がコメントしています。
エアアジアXは2018年7月時点で日本、韓国、オーストラリア、中国、
インドなど、市場シェアの高い国へ焦点を当てて成長継続を
目指しています。
また、2019年4月に2機のジェット機が到着した後、
タイ子会社はヨーロッパのプラハ、ウィーン、ストックホルムへ
新路線を開始すると発表しました。
エアアジアX(AAX:5238)はエアアジアの中・長距離部門として
スタートし、主に飛行時間4時間以上のアジア向けに航空路線を
広げています。
(エアアジアX、タイ・エアアジアX、インドネシア・エアアジアX)
タイ・エアアジアX(未上場)はタイのドンムアン空港に本拠を置く
長距離航空会社です。
同社の株式比率はマレーシア・エアアジアXが49%、
続いてタイ投資家Tassapon Bijleveld氏とJulpas Krueospon氏が
保有しています。
バンコクと東京、大阪、札幌、ソウル、上海、瀋陽などの路線で
7機のエアバスA330-300が運航しています。
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