バンコクの北部を走るレッドラインは2020年開通予定【タイ:インフラ】
タイ国営鉄道State Railway of Thailand(SRT)では、
バンコクの北部を走るレッドラインは2020年開通予定と
発表しています。
始発駅バンスー駅~ランシット駅までのレッドライン
第一フェーズは、建設工事と計画が遅れ気味ながら2020年10月
までに開通すると期待されています。
タイ国営鉄道(SRT)のWorawut Mala氏は、レッドラインは10駅が
建設され、総延長距離2が6.3kmとなる予定で、建設工事は2020年6月
までに完了し、試験運行テストの後に開業すると述べています。
レッドライン運行には日本企業コンソーシアムから130車両の鉄道車両
を輸入する予定です。
初期運賃はバンコクの既存路線をモデルに14~45バーツに設定される
予定です。
レッドラインプロジェクトの長期的なマスタープランでは、
延伸地域としてパトムタニ県にあるタマサート大学、
サムットサコン県のマハチャイ地区までが計画されています。
同ライン建設は主にイタリアンタイ・デベロップメント
Italian-Thai Development(ITD)が手掛けています。
同社はタイ最大の建設会社で、大型建設、プロジェクト管理、
タイ・東南アジアにおける大規模な土木工事やインフラプロジェクトの
工事・設計を手掛けています。
イタリアンタイ・デベロップメント(ITD)は大型道路、空港建設、
湾岸建設、地下鉄、産業プラント、高層ビル、パイプライン、交通、
ダム、トンネル、鉄鋼構造物、通信施設など様々なプロジェクト実績が
あります。
2017年業績は売上561億3900万バーツ、純利益4億1200万バーツでした。
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