国営タイランド・ポストはロジスティクスサービスに電子商取引を追加予定(2)【タイ:物流】
Thailandpostmart.comはiOSとAndroidのモバイルアプリで
取引が可能です。
また、タイランド・ポストはパートナー企業の2C2P社と共同で
eウォレットサービスを開始予定です。
これまで支払いに各支店まで出向く必要がありましたが、
利便性を高めるとしています。
2022年までに売上の60%を海外とタイ国内の輸送サービスから
得るとしています。
総売上200億バーツ、デリバリー・ロジスティクス120億バーツを
目指します。
そのため最大50億バーツを費やし、タイ全国の郵便センターに
小包用の新しい選別システムを導入します。
残りの売上は、eマーケットプレイス10%、支払いサービス5%、
小売サービス25%からとしています。
2017年時点では宅配便、物流サービスの売上は40%、
郵便物サービスは40%、小売りサービスが20%を占めています。
タイランド・ポストの配送センターは19カ所、
郵便局約1,300カ所が設置されています。
タイ国内の郵送・小包サービス大手競合はFedEx、UPS、DHL、
OCSなどがあります。
タイの小口貨物に関する通関・関税制度では、
携行品・輸入品の用途や価格に応じ免税や簡易税率の適用が
認められる場合があります。
少額免税制度では、航空便・郵送便が対象で、
課税価格1,500バーツ以下のものは関税免除されます。
個人用携行品では、私用、又は本人の職業の用に供する
携行品について、課税価格合計2万バーツ以下のものは
関税免除されます。
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