タイ保健省健康サービス支援局では高齢者介護施設の基準策定を予定
タイ保健省健康サービス支援局では、高齢者介護施設の基準策定
準備をしていると発表しています。
通所サービス(デイケアーサービス)、入居サービス
(ステイサービス)、終末期(ホスピスサービス)の3タイプに
分け、施設安全性などを定めた規則・基準を策定する予定です。
タイ国内では高齢者人口増加が始まっていて、
65歳以上の高齢者は推定600万~700万人とされています。
東南アジアでは今後10年間(2018年~2028年)で、マレーシア、
シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、
タイ(ASEAN 6)は、医療費の上昇に直面し、社会福祉公衆衛生予算に
大きな負担をかけると予想されています。
ASEAN6カ国の医療費総額は2017年末の4,200億ドルから、
2025年には7,400億ドルに達すると推定されています。
これは膨大な予算の負担を意味するため、各国政府の政策立案者は
医療業界の未来を維持するため、早期に行動しなければならないと
されています。
ASEAN諸国では今後、1人当たりの医療費増加は、1人当たりGDPの
伸びを上回り、経済的負担をさらに深刻化させると
予想されています。
年齢層の人口動態や不健康な生活習慣の変化が影響しています。
東南アジア諸国の高齢者(65歳以上)は、2040年までに就労年齢
人口の3倍ペースで増加する見通しです。
喫煙や肥満などのリスク指標も健康に関する人口統計的影響を
悪化させるとしています。
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