インドネシアのリッポー・グループ傘下、マルチポーラーは業績赤字
インドネシア財閥、リッポー・グループ傘下でインドネシア
証券取引所(IDX)に上場しているIT・システム開発企業、
マルチポーラー(MLPL)社は、2017年度業績が
売上17兆773億ルピア、純利益-1兆3458億ルピアと
なっています。
赤字の背景には出資子会社で小売事業を展開する
マタハリ・プトラプリマPT Matahari Putra Prima
(MPPA)の赤字、ファースト・メディアFirst Media(KBLV)
の赤字などが影響しました。
マタハリ・プトラプリマ社の2017年業績は売上12兆5627億ルピア、
純利益-1兆,2434億ルピアでした。
同社はハイパーマートHypermart、フードマートFoodmart、
ボストンbostonなどを展開しています。
2017年末時点では合計259店舗がありました。
その他の子会社として、マタハリ・デパートメントストア
PT Matahari Department Store(LPPF)では、2017年業績が
売上17兆5720億ルピア、純利益9070億ルピアと好調です。
155店舗のアウトレット店舗・百貨店を展開しています。
また、PT Link(LINK)社では2017年業績が売上3兆3990億ルピア、
純利益1兆0072億ルピアと好調でした。
同社は光ファイバーによる高速インターネット接続を
提供しています。
インドネシア全土の個人および法人顧客向けに
事業展開しています。
マルチポーラー・テクノロジーMultipolar Technology
(MLPT)の2017年業績は売上2兆1406億ルピア、
純利益1123億ルピアでした。
同社はITソリューション企業で、ハードウエアインフラ、
ソフトウエア・ソリューション、ITコンサルティングサービス
を提供しています。
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