タイ国内のGDP成長率予測は4.0~4.5%増に上方修正
タイ商工会議所とタイ工業連盟では、2018年のタイ国内総生産
(GDP)成長率予測をこれまでの前年比+3.5~4.0%から
上方修正すると発表しました。
修正後は+4.0~4.5%としています。
世界の景気・経済回復に伴い2018年1月~2月の輸出実績が
前年同期比13%増と好調なこと、タイ国内観光産業が
成長していることを加味しているとしています。
また、サイアム商業銀行Siam Commercial Bankでも
タイ輸出分野の成長・産業投資の増加によってタイの
経済成長率は+4.0%増になる予測を発表しています。
タイ国内最低賃金も2018年4月より引き上げられたため、
中間層による消費も回復すると見られています。
2017年時点でタイの最低賃金は県により差があり、
最も低いのが中央部シンブリー県などで300バーツ、
北部チェンマイ県などは308バーツ、バンコクは一番高い
310バーツでした。
2018年4月の改正ではタイ全77都県の最低賃金が1日308~
330バーツに引き上げられました。
プーケット、ラヨーン、チョンブリの3県が一番高くなり、
330バーツ、バンコクは325バーツとなりました。
バンコクと同額の県は、ナコンパトム、ノンタブリ、
パトゥムタニ、サムットプラカン、サムットサコン、
チャチュンサオ県です。
最も低いのはナラティワート、ヤラー、パッタニーの南部3県で
308バーツです。
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