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タイのハラル食品市場はマレーシアとの提携で2018年さらに成長する予測

タイ国家食品機構National Food Institute(NFI)では、
マレーシア食品業界との提携により、タイ国内では2018年に
2億バーツを生み出し、前年比74%増の成長が見込めると
予想しました。

NFIのYongvut Saovapruk会長は、マレーシアの食糧生産者の
投資を背景に今後もタイのハラル食品市場が急増すると
述べました。
タイにはハラル食品を供給する23社と164のビジネス
パートナーがいるとしています。

Malaysia International Halal Showcase(MIHAS)によると、
2017年にはタイ国内ハラル食品製造企業10社、関連ビジネス
パートナー60社が5200万バーツをタイ国内市場へ投資しました。

タイは世界で10番目に大きなハラル食品輸出国であり、
海外市場で2,000億バーツ以上の商品が販売されています。
NFIではタイのハラル食品は2010年以来、平均年率8%で
成長したと述べています。

タイ国内のイスラム教徒は統計上393万人とされ、
総人口の5.8%がイスラム教徒であり、その大部分は
タイ深南部の3県(ヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県)
に居住するとされています。

タイ国立統計局によると2007年時点でモスクは3,494ヶ所あり、
そのうちパッタニー県が最多(636ヶ所)でした。
また宗教問題省によると、モスクの99%がスンニ派、
1%がシーア派に関係があるとしています。

バンコク都内近郊ではノンチョーク区12万人、
ミンブリー区7万人、クロンサムワー区1.5万人、
合計20.5万人ほどが住んでいます。
特にノンチョーク区はイスラム教徒75%、仏教徒20%、
残りがキリスト教・その他と、圧倒的にイスラム教徒が多い
地区となっています。

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