タイのクレジットカード大手、クルンタイカードは2017年過去最高益達成
タイのクレジットカード大手、クルンタイカードKrungthai Card
(KTC)社のCEOであるRathian Srimongkol氏は、2017年の業績を
発表しています。
2017年通年の売上165億3100万バーツ、
純利益33億400万バーツでした。
クルンタイカード(KTC)社はクルンタイ銀行が出資する
クレジットカード会社です。
Rathian Srimongkol氏は6年間の経営統治下でKTCの株価を
回復させただけでなく、革新的なクレジットカード発行と
個人向け融資を通じて同社業績を回復させました。
同氏の就任前は、KTCクレジットカード保有者数がタイ国内で
最も多くなっていたものの、2011年に16億2000万バーツの
純損失を出し、不良債権が多くなっていました。
同氏によるコスト削減と不良債権処理により、
2012年に2億5500万バーツ、2013年に12億8000万バーツ、
2014年には17億5,000万バーツの純利益を記録しました。
その後も、2015年純利益20億7000万バーツ、
2016年純利益24億9000万バーツ、2017年には純利益33億バーツ超の
過去最高益を出しています。
2017年は9月からはタイ銀行が無担保ローンの規制を強化し、
KTCを含むすべてのクレジットカード会社・個人ローン事業者に
損害を与えましたが、それにもかかわらずKTC社では記録的な
純利益を達成しました。
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