タイ高級不動産大手、ランド&ハウスは投資額を17年比の3倍にする
タイ証券取引所上場の高級不動産大手、ランド&ハウス
Land & Houses(LH)社は、2018年に総額363億バーツの
新規プロジェクト18件を投入予定です。
タイ国内経済情勢や不動産市場成長を背景に、
17年度の開発金額から3倍以上に増やす予定です。
また、2018年末までに310億バーツ、前年比19%増の
プレセール(販売予約額)目標を立てています。
2017年度は260億バーツでした。
70億バーツは未開発土地取得に、60億バーツはタイ国内、
USAでの収益用不動産物件に投資します。
開発予定物件18か所はバンコクとバンコク首都圏に4つの
コンドミニアム、12の一戸建て、タウンハウスが
計画されています。
また、チェンマイとアユタヤの両方に低層住宅プロジェクト
が計画されています。
ランド&ハウス(LH)社の2017年度1月~9月期業績は
売上330億5500万バーツ、純利益85億700万バーツでした。
17年度は当初の売上目標、プレセール目標、粗利益目標が
全て達成出来たとしています。
同社は2017年に総額150億バーツを費やし、
そのうち80億は未開発土地取得、70億バーツは
収益型不動産でした。
2017年11月には1億1900万USAドルを費やして
カリフォルニア州キャンベルにある168室のアパートを
買収しました。
今後も同社はサンフランシスコのベイエリアなどで
投資を検討しています。
過去5年間にもアメリカ国内で5つの賃貸マンションに
合計180億バーツを費やし、年間9億~10億バーツの
賃貸収入を得ることが出来ました。
賃貸入居率は90%で、年間賃料は7%上昇しました。
バンコク都内ではSukhumvit Soi10に近い6ライの不動産で
投資額70億バーツの複合施設プロジェクトを計画しています。
17年末時点で同地区はChuwit Parkと呼ばれていて
元政治家Chuwit Kamolvisit氏からリースされる予定です。
建設面積は10万平米、Grande Centre Pointブランドの
ホテル、オフィス、小売スペースなどを開業予定です。
建設工事は2019年から開始され、3年半後に完成予定です。
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