PTTグループ子会社、PTTデジタルソリューション社は2020年までにスピンオフを目指す
PTTグループ子会社のPTT Digital Solutions
PTTデジタルソリューション社は2020年までに革新的な新興企業を
スピンオフするための戦略技術を模索しています。
電気のバリューチェーンとクリーンエネルギーはこれまでの
石油産業の課題であり、PTTデジタルソリューション社は
新しい技術を探すため設立されました。
同社の目的はアセアン域内の新興企業を誘致し、
タイ国内企業のイノベーションを増やすこととしています。
またPTTデジタルソリューション社は企業イノベーション
アクセラレータであるRiseと提携しました。
デジタル技術によってPTTグループの収益を多様化することを
目指します。
戦略技術とイノベーションに焦点を当てるのは、
インターネットオブシングス(IoT)、無人機、AI、ロボット、
オートメーション、バイオテクノロジーなどです。
これらの技術は2019年から2020年に商業化、スピンオフされる
可能性があるとしています。
PTTグループ全体では世界の原油価格変動リスクに対処するため、
2018年は5億バーツをIoT、大規模データ、ブロックチェーンなどの
新技術に投資します。
また、5か年計画として300億バーツ規模で新しい可能性のある
事業へ投資するとしていて、Rise社と組み、D-Nextプログラムと
呼ばれるスタートアップを探すプログラムを開始し、シンガポール、
インドネシア、ベトナム、マレーシアなどで訪問説明会を行うと
しています。
3ヶ月間のD-Nextプログラムでは、選ばれたスタートアップチームが
経験豊富な指導者を迎えビジネスオペレーションのサポートを受け、
さらにPTTグループの下にある企業に指導を受けたり取引を行うことが
できます。
プログラムに興味のあるスタートアップはwww.riseaccel.comから
応募可能です。
Rise社はタイの大企業と新興企業とのパートナーシップを通じて
2020年までにタイのGDP1%を拠出することを目指しています。
Rise社のネットワークには1,000社のベンチャー企業があり、
その評価額2億USドルです。
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