タイ旅行業協会では観光業の成長について入国審査場の混雑を懸念
アジア市場成長・海外旅行者の増加に伴い、
タイ旅行業協会Association of Thai
Travel Agents(ATTA)のサービスを受ける
外国人旅行者数が増加しています。
2017年12月初旬の段階で549万人の外国人が
メンバーサービスを利用し、前年比6.8%増に
なりました。
中国が320万人でトップ、続いてベトナム21万人、
韓国16万人と続きます。
同協会サービスを受ける最大の理由は非英語圏の
国から来たため、通訳サービスを求めるケースが
多いとしています。
タイ国内の政治的安定と世界的な景気回復のおかげで、
中東の国々やスカンジナビア諸国からの訪問者も継続的に
増加しています。
タイ旅行代理店協会(TTAA)経由での旅行者は
2017年で600万人、2018年で700万人を越える見通しです。
2017年12月21日時点でおよそ3400万人の外国人入国者が
タイに入国しました。
タイ国政府観光庁Tourism Authority of Thailandは
2018年に3500万人に達すると予想しています。
課題としてはイミグレーションの混雑、首都圏と各地での
渋滞を挙げています。
プーケット、ピピ島、クラビ、チェンマイ、チャアム、
ホアヒンなどを目指す観光旅行者はバンコク以外の
国際空港経由で入国していますが、ハイシーズンでは
受け入れ能力を超えるケースも出て来ています。
イミグレーション混雑問題に取り組むため、
タイ政府は2017年8月にスワンナプーム国際空港で
自動入国処理機を設置しました。
暫定的に特定の国を先行指定して利用していき、
自動ゲートシステムの数を増やしていく計画です。
タイの旅行関連業界団体にはタイ旅行代理店協会
(Thai Travel Agents Association:TTAA)、
タイ旅行業協会(Association of Thai Travel
Agents:ATTA)があります。
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