フィリピンの複合企業、メトロ・パシフィックはベトナム企業へ出資
フィリピンのインフラ関連複合企業、メトロ・パシフィック・
インベストメンツMetro Pacific Investments(MPI)は、
ベトナムの水道事業会社に出資すると発表しました。
ベトナム企業BOOピュニン・ウオーター・トリートメント・プラン
BOO Phu Ninh Water Treatment Plan社の株主資本45%を
取得することで合意しました。
BOOピュニン社はChu Lai Open地区の水道事業ライセンスを
保有しています。
メトロ・パシフィック・インベストメンツ(MPI)社は
インドネシアのコングロマリット、サリム・グループの関連企業
であるファーストパシフィック社が保有しています。
香港を拠点とする同社は通信、消費関連商品、食品、インフラなどを
手掛けています。
代表取締役はマヌエル・V・パンギリナン氏です。
また、メトロ・パシフィック・インベストメンツ(MPI)社は
インドネシアの有料道路運営会社、PT Nusantara Infrastructure
(META)に1億3200万ドルを出資して株式取得しています。
PT Nusantara Infrastructure(META)社は有料道路34キロ、
港湾サービス、その他インフラ事業を運営しインドネシア証券取引所
(IDX)に上場しています。
1995年に設立されジャカルタに本社を置いています。
2016年度の売上は9868億ルピアとなっています。
メトロ・パシフィック・インベストメンツ社は他にもフィリピンで
携帯電話を含めた通信企業のPLDT社
(旧社名フィリピン長距離電話Philippine Long Distance Telephone
Company)、マニラ電力Manila Electric Company(MERALCO)など、
大手企業にも出資しています。
さらに今後、病院事業にも出資する予定です。
2016年度売上は448億ペソ、純利益121億ペソとなっています。
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