タイ第3位の総資産を持つサイアム・コマーシャル・バンク、タイ王室財産管理局の株主比率が-3.33%下落
タイで第3位の総資産を持つ銀行のサイアム・コマーシャル・バンク
Siam Commercial Bank(SCB)は、大株主であるタイ王室財産管理局
の株主比率が3.33%下落したと発表しています。
これまでは21.4%でしたが、2017年10月時点で18.1%となっています。
ロイター通信がまとめたデータでは、最新株価で3.33%の株式は
169億バーツの価値があったとしています。
サイアム・コマーシャル・バンク(SCB)の2016年業績は
総資産2兆9130億バーツ、純利益476億1200万バーツでした。
2017年第2四半期では総資産3兆25億バーツ、
純利益119億バーツでした。
2017年10月7日時価総額は5,127億バーツでした。
第2四半期純利益は前年同期比7%減の119億バーツとなりましたが、
2017年上半期の純利益は前年度234億バーツから、238億バーツに
増加しています。
同行は1905年設立、タイ最古の銀行でイメージカラーに紫色を
使用しています。
主要株主はタイ王室財産管理局であり、王室系銀行として
1976年にタイ証券取引所(SET)へ上場しました。
フルバンキングサービスを提供し、住宅ローン、中小企業などに
強い銀行です。
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