タイの通信企業、トゥルー・グループは公共車両にGPSシステムを搭載
タイの通信企業、トゥルー・グループは公共車両にGPSシステムを
搭載し、タイ全土の交通システムを把握・管理することを
目指します。
タイ陸運局(Land Transport Department)と
通信事業者トゥルー・コーポレーションTrue Corporation
(TRUE)は、公共部門で運用されている車両80万台に導入する
GPS追跡システムを共同開発しています。
同システムは今後数年間かけて順次導入する計画です。
タイ陸運局はタイ全土の公共交通機関(タクシー、トラック、
自動車)の追跡システムを開発するためTRUE社との覚書を
締結しました。
交通輸送と物流サービスのデータ収集と、安全・品質向上を
目的としています。
陸運局公務員は搭載車両の速度や怠慢などを監視することが
できます。
2017年時点でTRUE社は2種類のGPSトラッキングシステムサービス
を提供しています。
月額600バーツで公共車両に搭載するサービスと、True 3Gおよび
4Gネットワーク経由で車両追跡するサービス(月額60バーツ)が
あります。
GPSトラッキングシステムを搭載した車両では速度制限を超える
ドライバーが約5%にとどまっているというデータもあり、
運行ルートもわかるため公共交通機関の安全性を向上させると
しています。
タイ国内の公共車両80万台には、10万台のタクシーと50万台の
トラックが含まれています。
この記事へのコメントはありません。