タイの工業団地開発会社、WHAコーポレーションは宇宙産業の誘致を計画
タイ最大の総合ロジスティクス・工業団地開発会社である
WHAコーポレーションWHA Corporation(WHA)は、
航空宇宙産業をタイ東部経済回廊Eastern Economic Corridor
(EEC)の工業団地へ誘致したいと述べています。
タイ東部経済回廊(EEC)は、タイ政府がチャチェンサオ県、
チョンブリ県、ラヨーン県の3県で国の産業活性化と
事業次世代化を進めることを発表しています。
同社では、航空宇宙部門はタイ政府の目指す次世代産業に
分類される10産業の1つで、特に魅力的だとしています。
10産業は電気自動車、スマートエレクトロニクス、
医療とウェルネス、ツーリズム、農業およびバイオテクノロジー、
食品フード、ロボット、物流、バイオ燃料、デジタルなどです。
WHAコーポレーション(WHA)はタイ東部経済回廊に工場を
運営するため、最大300ライの敷地で航空産業の候補企業と
交渉を進めています。
タイの製造業は航空宇宙用のティア2部品サプライヤーになる
ことが出来るとし、タイ政府の主導するThai 4.0
イニシアチブ政策方針に沿うものとしています。
同社2017年の業績予想収入は130億バーツで2016年より
33%減少すると予測されています。
WHAコーポレーション(WHA)には主に4つの事業部門があります。
工業団地、物流、倉庫、ユーティリティの各事業部です。
工業団地ヘマラートランド・アンド・ディベロプメント
Hemaraj Land and Development Plc社を傘下に収め、
9つの工業団地があります。
また、WHA Utilities and Power社、WHA Infonite社なども
傘下に収めています。
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