日立化成グループはタイストレージ・バッテリー社の株式取得を発表
タイの車両用バッテリー、産業用電池等を製造している
タイストレージ・バッテリーThai Storage Battery
(BAT-3K)社は日本の日立化成に買収されることを
発表しています。
タイストレージ・バッテリー社の創業者Korphaibool Familyの
持ち株分43%を取得することで合意しました。
日立化成はタイ所在の子会社Siam Magi社を通じて株式取得します。
2017年8月からTOB(株式公開買い付け)も開始すると発表しました。
タイストレージ・バッテリー(BAT-3K)社は自動車用および
産業用鉛蓄電池、バッテリーの製造・販売事業を東南アジア中心に
展開する企業で、タイ国内を中心に高いシェアを持っています。
2輪用バッテリー、4輪用バッテリー、照明バッテリー、ゴルフカート用
バッテリー、緊急用バッテリー、電気自動車バッテリー、
オフィス用バッテリーなどを扱っています。
ブランド名は3K、Tiger、KVなどで、海外ではインドシナ半島各国、
アジア、南アメリカ、中東、アフリカなどで展開しています。
子会社には3K Products社、Thai Nonferrous Metal社、
3K Traction Battery社、Power Plas社などがあります。
タイストレージ・バッテリーThai Storage Battery(BAT-3K)社の
2016年度業績は売上5%増、53億1200万バーツ、純利益28%減、
1億5651万バーツでした。
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