タイの豆乳大手、ビタミルクGreen Spot Coは新工場の建設を目指す
タイの豆乳大手、ビタミルクを展開するGreen Spot Co
(未上場)は過去20年で最大の40億バーツを掛けた大規模投資を
行います。
健康志向ドリンク生産工場への投資で、2020年までにアジア、
アフリカにて豆乳系健康飲料の大手を目指します。
第3工場はサラブリ県ノンケー工業団地に建設中で7月以降
稼働予定です。
1954年に設立された同社は1958年から大豆原料となる飲料を
大規模に販売していて、ランシット工場、スラタニ工場の2つで
稼働してきました。
“Vitamilkビタミルク”ブランドでタイ国内消費者に
受け入れられています。
新しい税法では砂糖・糖分に対して税金が発生します。
同社では今後の新商品では糖分を抑えた飲料開発を進めていく
としています。
タイでは17年現在、健康志向の高まりが強く、タイ政府でも
民間でも健康に関する取り組みが進んでいるため、
同社の健康志向製品売上は伸びていくと期待しています。
Green Spot社はタイ最大の豆乳飲料生産企業です。
2016年は売上80億バーツ、総売上の95%が豆乳飲料、
残り5%はオレンジジュースです。
国内が70%、輸出向けが30%となっています。
タイの豆乳飲料市場は3つのブランドが大きなシェアを
占めています。
ビタミルクVitamilk、ラクトソイLactasoy、
ディーナーDeenaの3社です。
年間市場規模は170~180億バーツ、年間+3~4%で
増えています。
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