タイのBEC社側ではタクシン氏がBECワールドを買収する噂を否定
BECワールドBEC World(BEC)社では、タクシン氏が同社買収計画を
しているという噂を否定しています。
同様の噂はオンライン、インターネット上で広まりました。
また、タクシン氏が設立した携帯電話キャリアAIS社の役員が
BECワールドへ移籍したことも噂に拍車を掛けました。
タクシン氏はインタッチ・グループを含むAIS社の株式のほとんどを
シンガポールの国策投資会社テマセクホールディングスへ
売却しています。
BECワールド社では今回の噂は根拠のない話であると否定し、
また同社の株主構成に変更は無いとしています。
BECワールドはチャンネル3を経営する大手番組チャンネルの
大手企業でゴールデンタイムなどでも非常に高い視聴率を
誇ってきましたが、昨今はデジタル放送も始まる中で競争に
晒されています。
2016年度業績は売上125億3400万バーツ、
純利益12億1800万バーツでした。
2017年度第1四半期は売上30億300万バーツ、
純利益2億4900万バーツでした。
タクシン氏は2008年、タイ最高裁判所がラチャダピセークの
土地取引事件で権威濫用したことを認定したため刑事罰を受ける
直前にタイから海外逃亡しています。
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