タイ北部地域では新しい旅行者向け戦略を準備
タイ北部地域では新しい旅行者戦略を準備していて、
特にシニア向けに注力し高齢者の宿泊サービス拡充を
目指します。
同戦略はタイツーリズム・スポーツ省から発案され、
“Amazing Thai Host@チェンマイ”として発表されました。
タイ北部のチェンライ県、チェンマイ県で海外からのシニア層の
受け入れキャンペーンを進めます。
シニア向け産業を拡充することで外国人訪問者が増え、
雇用を生み出し、タイのハーブ製品、伝統的なスパ、
マッサージサービス、手工芸品、タイ地場製品の販売増加など
期待できるとしています。
これらの製品は特にシニア層に受けると分析されています。
今後、こうしたシニア層をターゲットとしたサービスについて
民間団体やタイ観光庁などとも提携し、近隣メコン流域の
観光客にもPRしていく計画です。
タイ政府は2016年より新しい投資恩典制度を発表しています。
国際競争力を強化する10業種を指定し、これらの集積を特定の
地域で促すというクラスター政策を発表しました。
①自動車・部品、②電気・電子・通信機器、
③環境に配慮型石油化学・化学製品、④デジタル産業の4業種を
「スーパークラスター」と位置付けて優先して育成します。
また、⑤農産物加工および⑥繊維衣服も、引き続きタイ経済にとって
重要であるとの観点から「一般クラスター」として支援します。
タイ北部で関連性が高い投資カテゴリーとしては、
スーパークラスターで航空機工業、航空工学産業(チェンライ県)、
デジタル産業(チェンマイ県)があり、一般クラスターとして、
農産加工品 タイ北部(チェンマイ県、チェンライ県、ランパーン県)
などがあります。
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