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タイのサハ・ローソン社(未上場)はフランチャイズシステムで店舗数拡大を目指す

タイでローソン108コンビニエンスストアを展開するサハ・ローソン社
(未上場)は、タイ国内の景気は依然として低迷しているものの、
2017年下半期にはフランチャイズシステムを通じてコンビニエンス
チェーン拡大を加速する計画です。

同社はフランチャイズを歓迎して事業拡大の準備を整えています。
毎年のローソン108店舗新規開設数を2倍にすることが可能と
しています。

2017年は直営店舗の投資とフランチャイズ加盟店+50店舗を
オープンする予定です。
各店舗にはおよそ250万バーツの投資が必要です。
2017年5月末時点ではわずか89店舗ですが、今後数年間で
1,000支店を予定したいとしています。
2017年1月からは10店舗がオープンしています。

サハ・ローソン社では2017年売上が前年比10%増と予想しています。
同社はサハ・グループがカウンターパートナーとなっています。
サハ・ローソンに出資しているサハ・パタナビブン
Saha Pathanapibul(SPC)社の2016年度業績は売上333億6300万バーツ、
純利益13億7400万バーツでした。
サハ・パタナー・インターホールディングスSaha Pathana Inter-Holding
(SPI)社の2016年度業績は売上45億5500万バーツ、
純利益16億8200万バーツでした。

サハ・ローソン社は他のコンビニチェーンとは顧客層・ターゲットは
異なると考えています。
コアターゲットはホワイト・カラー・ワーカーで、地下鉄MRT・BTS
スカイトレインの駅や大きなオフィスビル近くに店舗開設していく
計画です。

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