タイのオンライン海外クロスボーダー取引が増加
タイ国内から海外へ発注するクロスボーダー取引額が
2016年の600億バーツから、2017年は+84%まで
成長すると期待されています。
インターネット決済システムのPayPal Thailandでは
タイのユーザーが海外商品を購入する傾向が強まっていると
しています。
ペイパル社にとってタイはシンガポール、マレーシアに次いで
東南アジア第3番目の展開国です。過去3年で二桁成長を
続けています。
PayPal社とフランスの調査会社、Ipsosによると、タイ国内の
オンライン店舗数は790万件、海外からの購入品は200万件を
越えました。
タイ国内Eコマース消費額は、2017年度は3770億バーツ、
2018年度は4260億バーツに増加すると予測されています。
2016年度は3260億バーツでした。
タイ国内でEコマースが伸びている背景には
コンビニエンス(便利)、迅速、コストダウンの3つを挙げています。
海外輸入購入の上位3品目はファッション、
デジタルエンターテイメント&教育、家電製品となっています。
ペイパル社では2017年度のタイのモバイルコマース成長は
22%増で1740億バーツになると予想しています。
2016年度は1420億バーツでした。
オンライン決済や購入は増加するものの、輸入にかかる海上運送コスト、
関税、税関当局の判断などまだまだ参入障壁があると分析しています。
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