タイ国内でもインターネット常時接続が広がる
タイ国内でもライフスタイルの変化により、インターネットの
常時接続が一般的となり、オンラインメディア、インターネット
情報の到来は、書籍、新聞業界の業績にダイレクトに
影響し始めています。
インターネット広告への支出が増加している一方で、
新聞広告の価値が大幅に減少しています。
タイ証券取引所上場の主な新聞系企業としては
以下のものがありますが、赤字が多くなっています。
(各社の2016年第3四半期までの業績)
バンコクポストBangkok Postを運営するPost Publising(POST)
売上14億200万バーツ、純利益 -1億5000万バーツ
ネーションNationなどを発行するNation Multimedia Group(NMG)
売上16億8600万バーツ、純利益-6億2200万バーツ
マティチョン新聞などを発行するMatichon(MATI)
売上7億2200万バーツ、純利益-8600万バーツ
スポーツ新聞系を発行するSiam Sport Syndicate (SPORT)
売上8億4700万バーツ、純利益-2億800万バーツ
中国系の新聞を発行するTong Hua Com(TH)
売上1億400万バーツ、純利益-3000万バーツ
一般的なタイ人はソーシャルメディア(Facebook、Twitterなど)に
アクセスし、アプリを経由してニュースを取得しています。
しかしメディアの信頼度はまだ既存媒体の方が高いと考えています。
デジタル時代の到来で電子雑誌などが多数ネット上で販売され
従来の印刷版、書籍、新聞など紙媒体メディアのみの状況からは
大きく変化を始めています。
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