タイのTCCグループ不動産開発会社、TCCランドアセットワールド、企業解説
タイの富豪、シリワタナパクディー氏が率いるTCCグループの
TCC Land Asset World Co社(未上場)は、タイ国内・国外で
不動産開発を手掛けています。
同社は400億バーツをかけてAEC Trade Centerを8つの県で
建設する予定です。
年間10億バーツを生み出すとしています。
このAEC Trade Centerは工業系の部品・製品をタイ中小企業向けに
販売するセンターで、国内で価格競争に苦しむ中小企業にプラット
フォームを提供するとしています。
製造メーカーとバイヤー間の調達拠点とするビジネスモデルは中国で
成功しており、中国の最大貿易センター運営会社の1つに参加して
タイ工業製品を販売することも計画しています。
TCC Land Asset World社はAEC Trade Centersをタイ国境付近に設置し、
アセアン近隣諸国との貿易を促進することを目指しています。
トレードセンターの8つの場所はアユタヤ県、チェンマイ県、ウドンタニ、
またはノンカイ県、ターク県Takメーソート地区、チョンブリ県、
ペチャブリー県、ソンクラー県、さらにもう1つの県となる予定です。
TCCランド社はタイの各県に膨大な不動産を所有していることから
今回のトレードセンター構想を打ち出したとしています。
第1号案件はアユタヤ県内で150ライの不動産未開発エリアに
建設されます。
旧Big Kings Pratunam Pra-inショッピングコンプレックス跡地です。
2016年、TCCランド社は売上高180億バーツを記録し、ホテル事業で50%、
大型ビル賃貸事業で25%、小売事業は25%となっています。
2017年の売上目標は200億バーツとしています。
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