インドネシアのアストラ・インターナショナル社は有料道路事業へ参入
インドネシアの上場企業アストラ・インターナショナル
(ASII)では、国内有料道路事業への投資を拡大すると
発表しました。
インドネシアの道路運営会社に出資するバスカラ・ウタマ・
スダヤ(BUS)社の全株式を取得します。
同社子会社のアストラテル・ヌサンタラAstratel Nusantaraが
BUSの株式の40%取得を発表済みですが、60%についても不動産開発の
スルヤ・セメスタ・インターヌサSurya Semesta Internusa(SSIA)
から買収することを決定しています。
また西ジャワのCikopo-Palimanan高速道路を運営する
Lintas Marga Sedaya社の株式取得にも関心があるとしています。
アストラテル社では運営道路を2020年までに500キロメートルに
伸ばす計画です。
アストラ・インターナショナル(ASII)は自動車・オートバイ事業が
中核で、その他にも鉱業、農園、金融などを展開しています。
2015年度業績は売上184兆1960億ルピア、
純利益14兆4640億ルピアでした。
インドネシア証券取引所(IDX)上場の道路事業関連企業には以下の
ような会社があります。
チトラ・マルガ・ウサハラ・ペルサダCitra Marga Nusaphala
Persada(CMNP)高速道路
ヌサンタラ・インフラストラクチャNusantara Infrastructure
(META) 高速道路・大型建設
ジャサ・マルガ(ペルセロ)Jasa Marga (Persero) (JSMR)
道路開発・高速道路経営(国営70%)
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