三菱東京UFJ銀行が出資しているアユタヤ銀行では非金利収入へフォーカス
三菱東京UFJ銀行が出資しているアユタヤ銀行Bank of Ayudhya
(BAY)は2016年度の業績は総資産1兆8831億バーツ、
純利益216億バーツと発表しています。
同行では非金利収入と顧客基盤を基にしたサービスの拡充を進めます。
アユタヤ銀行は2015年にトップティアの銀行を目指す方針を発表していて、
行内のコスト削減、金融資産増加を進めています。
2016年の非金利収入は181億バーツ、金利収入が619億バーツで、
比率は32:68となっています。
アユタヤ銀行は2013年に三菱東京UFJ銀行が株式公開買付けを経て
ラタナラック家以外の全株主から株式取得し、第三者割当増資も
行った上で三菱東京UFJ銀行の連結子会社となりました。
2017年度は10支店を増設予定で、668支店まで伸ばしていく計画です。
融資・ローン成長率を+6~8%に設定しています。
タイ企業が海外展開する際には親会社のMitsubishi-TOKYO-UFJ
ネットワークが利用できるとしています。
2016年末時点の総資産では、競合は6位のタナチャート銀行(TCAP)
9668億バーツ。
また、その下は7位のTMB銀行(TMB)8201億バーツとなっています。
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