タイの革製品を扱うCPLグループは安全服、安全靴製造のパンゴリン社を合併
タイの革製品を扱うCPLグループ(CPL)では、工業用安全服、
安全靴を製造するパンゴリン・セーフティ・プロダクツ
Pangolin Safety Products Co社を購入・合併すると
発表しています。
長期的な事業拡大のため競争力強化が目的としています。
合併のスケジュールでは2017年第2四半期としていて、
CPL社の下部組織として組み込まれる計画です。
CPL社は皮製品のOEM製品などを製造していて、Marks & Spencer、
Adidas、Timberland、Dr Martens、Reebok、Lacosteなどの
製品を製造しています。
今回の購入企業Pangolin Safety Products社は工業用の安全靴、
安全服を製造する企業で、主な顧客先としてHonda Thailand、
Toyota Thailand、Charoen Pokphand Group、Siam Cement Group、
PTTなどを抱えています。
今回の合併では上流行程事業から下流事業までの統合を図るとしていて、
靴製品に付加価値を与える事業へ参入することで利益獲得を目指します。
2017年度の売上は+25%になると予想しています。
2016年度第3四半期までの業績は売上14億8500万バーツ、
純利益―2100万バーツでした。
同社は2017年度は新規投資として1.5億バーツを投資、新規機械の導入を
目指します。
タイ証券取引所(SET)の皮製品上場企業はCPLグループ(CPL)のほかに
以下のような会社があります。
Chai Watana Tannery チャイワタナータネリー(CWT):革製品・
シートの製造
Interhides インターハイズ(IHL):自動車のシート製品製造など
Thai Nam Plasticタイナムプラスチック(TNPC):人工革製造など
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