タイの電子部品、フォース・コーポレーションは電気自動車スタンド事業へ進出
タイ証券取引所の電子部品セクターで上場している
フォース・コーポレーションForth Corporation
(FORTH)社は、電子部品、通信機械、交通電子機器、
CCTVなどを生産販売している企業です。
完全子会社にGenius Traffic Co., Ltdは
Traffic control(ATC)システムがあります。
バンコク都内のLEDカウントダウンディスプレイなども
同社製品です。
同社では多角化の一つとして、プラグインハイブリッド電気自動車
PHEVの充電設備サービスを進めると発表しました。
2017年末までにバンコクの100のオフィスビルをカバーする
電気自動車充電ポイント300箇所を提供する予定です。
同社CEOのPongchai Amatanon氏は2年ほど前から事業を始めていて、
支払い方法では同社子会社、フォーススマート・サービスForth Smart
Service(FSMART)が提供しているトップアップ支払機などで対応します。
FSMARTは2016年末時点で全国の7-Eleven店舗と公共交通機関の前に
設置するチャージ機器9万台のBoontermを提供しています。
この機器では、5つの携帯キャリアの支払いが可能です。
電気自動車の利用者はFSMARTのアプリストアからアプリをダウンロード
するか、FSMARTのオンライン充電式機であるBoontermでお金を補充する
必要があります。
フォース社の2016年の1月~9月期業績は売上39億1400万バーツ、
純利益2億9000万バーツでした。
内訳は電子製造部門売上から13億バーツ、小売部門から15億バーツ、
その他は電気通信および技術関連サービスからになります。
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