バンコク銀行などで年末年始営業予定と手数料無料を発表
タイの大手金融機関、バンコク銀行(BBL)では、600億バーツ以上の
現金準備金を用意して、新年休暇中における地域・地方間のATM
引き出し手数料を免除するとしています。
※通常、バンコク~地方間のATM引き出し手数料はおよそ
15~20バーツ掛かります。
バンコク銀行はタイ全国に10,000カ所以上のATMを設置しています。
年末年始はショッピングモール内の300店舗のマイクロブランチなどは
毎日開業する計画です。
通常支店の銀行業務は2017年1月4日から再開します。
タイの大手金融機関カシコーン銀行(KBANK)でも、
2016年12月31日から17年1月3日までの休暇シーズンに向けて
320億バーツを準備しました。
主に地方での引き出しが多くなると予想しています。
バンコク都内のサブブランチで44億バーツ、地方で66億バーツ、
残りは8,900台のATM内で準備します。
サイアム・コマーシャル・バンク(SCB)は一般顧客基盤の拡大も
あり、準備金は560億バーツを設定しています。
全国のATMに約430億バーツ、支店で約130億バーツが準備される
としています。
また、14日に米連邦準備理事会(FRB)は、12月14日の米連邦公開
市場委員会でおよそ1年ぶりの利上げを決めました。
これにより新興国銀行株式の株価は下落となっています。
バンコク銀行(BBL)は0.94%下落、カシコーン銀行(KBANK)は
1.16%下落、アユタヤ銀行(BAY)は1.30%下落、
サイアムコマーシャル銀行(SCB)も2.34%下落となりました。
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