ニールセン・タイランドの分析では、タイの10月の広告金額は大きく減少
タイの広告業界調査会社、ニールセン・タイランドによると、
2016年1月~9月期のタイ国内広告出稿金額は2015年度比
5.4%減で914億バーツと発表しています。
広告規模で最大なのはアナログのテレビ広告媒体になります。
同社によると10月13日に国王陛下が崩御されタイ国内中が服喪に
入ったことから大型娯楽イベントなどは中止となり、10月後半は
各種広告メディア等の収入が56億バーツとなり、2015年前年
同月比で45%減少したとしています。
2016年10月の広告金額市場シェアは、
1位:アナログテレビ33%、2位:デジタルテレビ16%、
3位:新聞13%となっています。
2016年1月~6月期、上半期全体の広告市場では7.8%下落で
559億バーツでした。
アナログ TV広告:260億バーツ、ケーブル・衛星TV:24億バーツ、
デジタルTV:95億バーツ、ラジオ:26億バーツ、新聞:49億バーツ、
マガジン・雑誌:15億バーツ、映画館広告:27億バーツ、
屋外広告:24億バーツ、輸送機関:24億バーツなどでした。
オンライン・インターネット広告は8億バーツ、前年同期比72%増に
なっています。
この記事へのコメントはありません。