タイのスキャンインター社は、圧縮天然ガスの会社を購入
タイ証券取引所上場企業のスキャンインター(SCN)社は、
圧縮天然ガスの生産・ガソリンステーションのオペレーターです。
同社は2016年、タイの東北部コンケーン県にあるCNG圧縮天然ガス
を扱うNamphong NGV 2558 Co Ltdの株式100%を
取得しています。
取得金額は6050万バーツで、さらに今後6000万バーツを投じ大型ガス
ステーション開発を進め、タイ東北部での展開を強化していきます。
新たなガスステーションは北部と北東部へ向けて輸送ルートが
接続されるとしています。
2016年年末から稼働予定で、年間約60,000トンのガス販売が可能、
年間2.5億バーツの追加収入を期待しています。
タイ国内にはおよそ500箇所のCNG小売販売店(ガソリンスタンド)
があり、そのうち400箇所はタイ国営石油(PTT)のグループ傘下で
運営されていて、残りが中小企業です。
スキャンインター(SCN)社は天然ガス事業がメインで、ガス供給、
ガス輸送、専門自動車販売、太陽光発電、付属品、バッテリー販売事業
など5つの事業領域を手掛けています。
2015年度業績は売上20億9500万バーツ、純利益2億2500万バーツに
なっています。
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