ASEANにおけるハラル市場に関して、タイのカシコーン銀行がレポート
タイのカシコーン銀行(KBANK)がタイ国内とASEANにおけるハラル市場の
可能性に関してレポートを発表しています。
ASEAN域内の6億人のうち、インドネシア、マレーシアを中心に2.4億人が
イスラム教徒であり、世界のイスラム教徒人口の40%がASEANにいると
しています。
ハラル食品は豚肉などが禁忌であり、加工食品にもイスラム教に則した
処理方法が求められます。
この他にもハラル食レストラン、ハラル医薬品、ハラルにおける
ノンアルコール飲料、イスラム教を祈る礼拝室、女性と分けた
ファシリティなどの設備が必要です。
タイ国内での事業機会としては
1.ハラル対応することでタイの食品産業界が成長
2.イスラム人口の増加と海外旅行者増加による事業機会拡大
3.イスラムファッションに適応した高品質の衣料製造
4.年間300万人以上のイスラム教徒がタイを訪問、
ホテル、レストラン、ツアーパッケージのニーズ増加などを
挙げています。
既にタイ国内ではハラル関連のポータルサイトが出て来ていて、
主なものとしては
(http://halalinthailand.com/) ”ハラルタイランド”
(http://www.thaihalalguide.com/) ”タイハラルガイド”
(http://www.muslimthaipost.com/) ”ムスリムタイポスト”などが
あります。
この記事へのコメントはありません。