大手損害保険、バンコク・インシュランスは下方修正を発表
タイ証券取引所上場の大手損害保険、バンコク・インシュランス
Bangkok Insurance(BKI)が回復の弱いタイ国内自動車販売の影響を
受け、当初予測+13%から+5%へと下方修正しています。
年初の予測ではプレミアム保険加入額を180億バーツとしていましたが、
下方修正では166億バーツとしました。
近年、消費者側も保険費用への関心を高めていて、自動車損害保険分野
は競争が激しくなっています。
同社の自動車保険の割合は15年度42%であったのが40%まで下がる
見通しです。
火災保険、工業用保険なども同様に競争が激しくなってきています。
同社ではバンコク銀行(BBL)と共に積極的な営業を進めると同時に
ASEAN近隣諸国への進出も検討しています。
バンコク・インシュランス(BKI)はバンコク銀行傘下グループで
火災保険、海上保険、自動車保険などを手掛ける総合損害保険
大手です。
1947年にAsia Insurance Co.,Ltd社として設立し、
50年以上にわたり損害保険に関するリーデイングカンパニーとして
成長を続けています。
2015年度業績は売上132億8000万バーツでわずかに増加しました。
純利益では23億4000万バーツでした。
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