タイ証券取引所上場の電子部品EMS(電子機器受託製造会社)(1)
タイでは電子部品のEMS(電子機器受託製造会社)が盛んで、
電子部品系企業が数多く上場しています。
電子部品等(Electronic Components)分野の最大手は
カルコンプ・エレクトロニクス(CCET)で、同社は台湾系の
新金宝グループ傘下です。
新金宝グループはタイなど世界18カ所に工場を保有し、
約4万5000人の従業員を抱えています。
タイ法人は新金宝グループ傘下の主力EMS企業で、
インクジェットプリンターやレーザープリンター、
3Dプリンター等の各種プリンターをはじめとし、
メインボードや外付けハードディスクドライブなどの
コンピューター周辺機器をWestern Digital社やシーゲート社
など世界有数の企業に向けて生産しています。
2015年には台湾の大手インターネットサービス事業者、
PCホームオンラインと合弁会社のPCホーム・タイランドを設立し、
タイでEコマース・VOIP・第三者決済サービス事業に参入しました。
同業・他業種企業を次々と買収し東南アジアでの拡張を続けています。
ハナ・マイクロエレクトロニクス(HANA)はバンコク、
タイ北部ランプーン、アユタヤ、そして中国にも工場を持っている
タイの電子部品産業メーカーです。
カンボジアにも進出しHana Microelectronics (Cambodia) Co., Ltd.
を設立しています。
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