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タイ証券取引所二部市場の自動車部品メーカーのフォーチュン・パーツ・インダストリー、企業解説

タイ証券取引所二部上場の自動車部品メーカー、フォーチュン・
パーツ・インダストリー(FPI)では2016年度上半期業績を
発表しています。
売上が15年同期比10%増の9億6750万バーツ、
純利益51%増の1億3850万バーツでした。
2015年度の業績は売上18億6100万バーツ、
純利益1億9200万バーツでした。

同社は日系自動車メーカーのOEM生産などを手掛けています。
また、トヨタ、マツダ、いすゞなどの日系自動車メーカーが
タイで製造する1トンピックアップトラック車両向けプラスチック
部品を供給しています。

16年上半期はトヨタ自動車向けOEMによるタイ国内販売が伸び、
中東やオーストラリアなどへの輸出も好調になっています。
今後は積極的に海外展開を行い、5年間で海外工場を毎年1カ所ずつ
増設すると発表しています。

また、同じく自動車部品会社のT.Krungthai Industries(TKT)社の
2016年度上半期業績は、売上5億5970万バーツ、
純利益-2300万バーツと減収減益になっています。
同社は主に自動車部品パーツのプラスチック素材部分、ダッシュボード、
エンジンカバーなどを提供しています。
また、白物家電製品の冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ラジオなどの
外部プラスチック部品の製造も行います。

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