シンガポールの概要(おさらい)―(3)経済成長率
・実質GDP成長率
2011年+6.0%、2012年+1.9%、2013年+4.1%、2014年+2.9%、
2015年+2.0%
・名目GDP総額は2011年~2015年で
2011年3463億ドル、2012年3623億ドル、2013年3782億ドル、
2014年3881億ドル、2015年4024億ドル
・一人あたりのGDP
2004年27,047USドル
2011年66,816USドル、2012年68,204USドル、
2013年70,047USドル、2014年70,966USドル、
2015年72,711USドルと、順調に成長を続けています。
同国の一人あたりGDPの高さはIMF-World Economic Outlook
Databases(2014年10月版)によれば第8位。
日本は24位。
香港は25位となっています。
同国は各産業の高度化、知識集約型経済への移行を国家命題と
していて、外国資本の積極的な誘致を働き掛けてきました。
同国では一人あたり人件費も先進国並みであることから
資本集約型産業、知識集約型産業、金融事業、研究開発機関、
アジア、アセアンの地域統括本部、商社・貿易機能、
支援サービス企業などの進出が多い国となっています。
結果として資本の拡大、国内産業の高度化が進みましたが、
外国人労働者も増加しました。
シンガポール政府は今後外国人労働者の伸びを抑え、
外国人労働者への過度な依存を抑制する方針を示しています。
この記事へのコメントはありません。