タイの銀行口座、国民IDカード番号、携帯電話番号をリンクさせるプロンプトペイ導入予定
2016年7月、タイにおける銀行口座、国民IDカード番号、保有する
携帯電話番号をリンクさせる”Promtpay”サービスがタイ政府財務省と
タイ地場銀行の主導で発表されました。
同システムはタイ国民が全員保有するID番号、個人所有の携帯電話番号
を使用して支払い、送金、残金確認などを行えるサービスで、
Promptpay(プロンプトペイ)の名称で10月末以降導入予定と
なっています。
同サービスはタイ政府とタイ財務省が進めようとしている
“National e-Payment”計画の一つであり、同サービスを利用すると
銀行間の送金手数料が5000バーツ未満まで無料、5001バーツ~30,000バーツ
は最高2バーツ、30001バーツ~100,000バーツは最高5バーツ、
100,001バーツ以上は最高10バーツとなっています。
2016年7月から事前受付が開始されています。
一方、2016年4月には民間会社同士のバンコク高架鉄道BTSホールディングス
(BTS)社とメッセージ・音声アプリのLINEが合弁会社設立を発表しています。
LINEの電子決済”LINE Payライン・ペイ”とBTS社が発行する乗車券と決済機能
を持つラビットカードを将来的に統合させて”Rabbit LINE Payラビット・ライン・
ペイ”サービスを開始する計画です。
LINE PAYはネット上決済、モバイル決済、クレジットカード支払いなどが
可能です。
BTSのラビットカード保有者は500万人いると言われています。
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