インドネシアの資源エネルギー大手、メドコ・エナジー・インターナショナルはNNT社を傘下に
インドネシアの大手企業、メドコ・エナジー・インターナショナル
Medco Energi Internasional(MEDC)では、5億ドルを投じて
銅の精錬所を建設します。
年間50万立方トンを生産する銅精錬所を2021年度に稼働予定です。
また、Newmont Nusa Tenggara(NNT)を購入します。
メドコ社は2016年6月に26億ドルをかけNNT社の株式82%を
購入しています。
NNT社はインドネシアで第2位の銅・金鉱山開発企業です。
2015年度業績は売上6億2800万ドル、純利益-1億8800万ドルでした。
メドコ・エナジー・インターナショナル(MEDC)はインドネシアの
資源エネルギー企業で石油・天然ガス開発分野大手です。
創業者のアリフィン・パニゴロ氏。
アジア通貨危機後成長した企業です。
ライバルは国営石油企業のプルタミナです。
メドコ社は1980年に設立され、1994年に当時のジャカルタ証券取引所に
上場しました。
インドネシア国内外に様々な石油・ガスの探鉱・開発権益を保有し、
年間約2000万バレルの石油と590億立方フィートのガスを生産しています。
インドネシアでの事業は西端アチェ州から東端パプア州まで広く
展開しています。
2つの主要事業はオイル&天然ガスの探索事業、オイル&天然ガスの
開発産出事で、第3の事業として発電事業にも取り組んでいます。
2000名以上のスタッフを抱え、インドネシア、カンボジア、オマーン、
イエメン、リビヤ、チュニジア、アメリカなどに開発拠点を展開し、
LPGプラント、発電所を運営しています。
日本の三菱商事は2007年8月メドコ社の19.9%の発行済み株式を
間接的に取得しています。
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